いわき市は、東日本大震災で沿岸部を中心に甚大な被害を受けました。 地震や津波による被害をはじめ、原発事故による原子力災害や風評被害など、私たちには忘れてはならない大切な想いがあります。 全国各地から「被災地を訪れて学びたい」「被災地に行って応援したい」という人々のために、未曽有の災害を実際に体験した震災語り部が、記憶や教訓、被災地の現状や復興状況などをお伝えします。 皆さまの地域において、防災・減災にお役立ていただければと存じます。
震災語り部による講話は、皆様のニーズに合わせ実施しております。 主な講話の実施方法は次のとおりです。
※震災語り部の講話は、団体、個人いずれでもご利用いただけます。 ※震災語り部の手配方法は、ページ下部の「語り部の手配の申込方法・注意事項」をご参照ください。 ※(1)または(2)については、施設見学と併せて実施することが可能です。 所要時間は、参加人数や行程によって異なりますので、こちらをご参照ください。 ※月曜日(月曜が祝日の場合、翌平日)は休館日のため、当館の見学はできません。 語り部のバス講話、久之浜地区のご利用は可能です。
薄磯・豊間地区は、最大8.57mの津波に襲われて多くの家屋が全壊・流出し、200名を超える犠牲者が出た地域です。
沿岸部の防潮堤や防災緑地の整備、住宅地の区画整理や高台移転などが行われました。 いわき市立豊間中学校は、約400m内陸側に移転し、平成29年2学期からスタート。校舎1階には豊間保育園、放課後児童クラブも設置。隣の豊間小学校と渡り廊下で結び、小中一体型の併設校として整備されました。 また、薄磯地区には、美空ひばりさんのヒット曲「みだれ髪」の舞台となった塩屋埼灯台があり、歌碑や遺影碑もあります。
※いわき震災伝承みらい館の見学時間は含まれておりません。 見学には別途30~60分程度かかります。
1.待合せ場所(いわき震災伝承みらい館など) ↓ 2.豊間地区(沿岸部・高台) ↓ 3.災害公営住宅 豊間団地 ↓ 4.豊間保育園、豊間小・中学校 ↓ 5.薄磯地区沿岸部で震災語り部による講話
※お客様のバス等での移動となります。
久之浜地区は、地震・津波・火災・原発事故による全町民避難を経験しました。 同地区を襲った津波の高さは、最大7.45m。約70名の方が震災の犠牲になりました。
沿岸部の防潮堤や防災緑地の整備、住宅地の区画整理や高台移転、久之浜漁港から高台への避難階段の整備などが進みました。 災害時の拠点施設として、平成28年3月、「いわき市地域防災交流センター 久之浜・大久ふれあい館」がオープンしました。 ※「地域防災交流センター久之浜・大久ふれあい館」のパンフレットはこちら
1.久之浜・大久ふれあい館
↓ 2.久之浜漁港で当時の避難の様子などの講話 ↓ 3.沿岸部(秋葉神社・東日本大震災追悼伝承之碑など)
その他、小名浜地区などの視察も案内可能です。
プリントアウトしてご利用ください。