東日本大震災で津波の犠牲となった鈴木姫花(すずきひめか)さん(当時小学4年生)は、生前に生き生きとした塩屋埼灯台の絵を描きました。
この絵画をもとにして、姫花さんが「生きていた証」を残すとともに、デザイナーになりたかった夢を叶えてあげたいという家族の想いから、姫花さんの夢をのせたハンカチが作られ、今では様々な人々の手に渡り、多くの人々に影響を与えています。
間もなく震災から10年を迎える中、多くの人々の心に刻まれた、このハンカチをめぐる物語を通して、震災の記憶や教訓を思い起こし、災害に対する危機意識や防災意識を高めていただくため、次のとおり企画展を開催いたします。
1 企画展
(1)期間 令和3年1月23日(土)~3月21日(日)
(2)場所 当館 ホール(1階)
(3)展示内容 パネル展示(姫花さん絵画、ハンカチをめぐる物語ほか)、現物展示
2 記念講話の開催
姫花さんの父親である鈴木貴氏が、姫花さんの夢をのせたハンカチをめぐる物語を通して、震災の記憶と教訓について講話を行います。
(1)日時 第1回 令和3年1月23日(土)10時30分~11時30分
第2回 令和3年2月13日(土)10時30分~11時30分
(2)場所 当館 多目的学習室
(3)テーマ 震災の想い ~ハンカチにのせて~
(4)募集定員 各回30名(先着順)
(5)応募方法 別紙チラシの申込書により、必要事項を御記入の上、FAXやEメール等でお申し込みください(任意の様式でも可)。
(6)応募締切 第1回:1月20日(水) 第2回:2月10日(水)
※企画展チラシ及び講話申込書はこちら
【お問合せ先】
いわき震災伝承みらい館
TEL:0246-38-4894 / FAX:0246-38-4895