当館で定期講話やイベント等の活動を行っている「いわき語り部の会」が、当館において「黄色いハンカチ」を展示するイベント「未来へのメッセージ」を開催しました。

　いわき語り部の会は、平成24年に設立してから、東日本大震災に伴ういわきの被災状況や、復旧・復興などの現状について広く情報発信しながら、震災の記憶や教訓を次の世代へ語り継いでいくため、様々な取組みを行っています。
　間もなく震災から10年を迎える中、改めて震災の記憶や教訓について思い起こしていただくとともに、震災からの更なる復興を祈念して、来館者や震災講話の聴講者、いわきの復興を応援してくださる方々など多くの皆様に、黄色いハンカチへメッセージを描いていただきました。ハンカチには、追悼の想いや復興に向けたエール、想い出、イラスト等を描いていただき、その枚数は約350枚となりました。
　このメッセージ入りの黄色いハンカチをロープに括り付け、令和３年3月4日に当館２階展望デッキから正面玄関に向けて設置しました。
　展示期間は、３月５日（金）から３月31日（水）までです。３月11日（木）に開催を予定している「3.11ふくしま追悼復興祈念行事　キャンドルナイト in いわき震災伝承みらい館」では、16時30分よりライトアップを行う予定です。