当館を拠点に震災講話等を行っている「いわき語り部の会」が“証言集”を発刊することとなり、報告のため、大谷慶一会長 他3名が、令和3年3月26日(金)に市長を訪問しました。
いわき語り部の会は、平成24年10月に設立してから、東日本大震災における実体験を通して、いわきの被災状況や、復旧・復興の現状等について広く情報発信しながら、震災の記憶や教訓を次の世代に語り継いでいくため、様々な取組みを行ってきました。
令和2年5月30日に当館が開館してからは、土日・祝日に当館で実施している定期講話や各種イベント開催など、益々活動の幅が広がっています。
この度は、防災・減災教育の推進や新たな担い手の発掘・養成を目的として、各会員が語り継ぐ、いわきの震災の記憶と教訓を始め、地元中学生が震災講話を踏まえて考察した、次代の子供たちが取り組むべき災害対応の事例等についてとりまとめた“証言集を”発刊しました。
清水市長からは、「生の声というのが一番心に沁みるので、これからもお元気で活動していただくとともに、若手の育成に力を注いでほしい」とのお言葉をいただきました。
証言集の詳細については、当館(TEL 0246-38-4894)までお問い合わせください。